愛猫の健康を第一に考える飼い主にとって、カリカリのキャットフード選びは非常に重要ですよね。
今回はプレミアムキャットフードとして人気の高い高タンパクな「オリジン」と「ナウフレッシュ」について、その特徴や違いを徹底的に比較し、どちらがあなたの愛猫に合うか検討してみましょう。

どっちにしようか迷っている飼い主さんにもわかりやすく説明していきます。
1. オリジンキャットフードの特徴


はじめにオリジンキャットフードの特徴についてです。
めぐり猫ブログでもカリカリの違いについて何度か紹介しているので、もし興味がありましたらこちらもどうぞ!




オリジンは「生物学的に適正」な食事を追求した高タンパク質フード
オリジンは、猫が本来必要とする栄養を追求し、「生物学的に適正」な食事を提供することを目指しています。
野生の猫の食事を模倣した原材料と栄養バランス
オリジンは、野生の猫が食べていたであろう食事を参考に、高タンパク質で肉類中心の原材料を使用しています。最大90%が動物性原材料であり、肉だけでなく内臓や軟骨なども含まれる「ホールプレイ」というコンセプトを採用しています。
具体的な原材料と製品ラインナップ
- 原材料: 放し飼いの鶏肉、七面鳥、天然魚など、新鮮で高品質な原材料を使用
- 製品ラインナップ: オリジナル、シックスフィッシュ、フィット&トリム、レジオナルレッドなど、様々なニーズに対応
高タンパク質で活動的な猫に適しているが、注意点も
オリジンは、活動的な猫や筋肉質な体を維持したい猫にとって理想的なフードです。ただし、高タンパク質のため、消化器系が敏感な猫には注意が必要です。
2. ナウフレッシュキャットフードの特徴


ナウフレッシュキャットフードの特徴についても書いていきます。
別の記事でもナウフレッシュキャットフードについて執筆しましたので、ぜひ見てみてくださいね!


Point:ナウフレッシュは「新鮮さ」と「最小限の加工」を重視したフード
ナウフレッシュは、新鮮な原材料を使用し、最小限の加工で栄養と風味を最大限に保つことを重視しています。
消化しやすく、特定のニーズに対応
ナウフレッシュは、100%新鮮な骨抜き肉を使用し、ミートミールや副産物を使用していません。また、グレインフリーで、アレルギーを持つ猫にも配慮した製品があります。
具体的な原材料と製品ラインナップ
- 原材料: 七面鳥、サーモン、鴨など、新鮮な肉類や魚介類、果物、野菜を使用
- 製品ラインナップ: アダルト、キトゥン、シニアなど、ライフステージに合わせた製品を提供
Point:消化器系が敏感な猫や高齢猫に適している
ナウフレッシュは、消化しやすく、小さな粒で高齢猫や歯に問題がある猫でも食べやすいのが特徴です。
3. オリジン vs ナウフレッシュ:比較表
特徴 | オリジン | ナウフレッシュ |
---|---|---|
基本哲学 | 「生物学的に適正」、高タンパク質、肉類中心、ホールプレイ | 「新鮮さ」、最小限の加工、グレインフリー、多様な果物/野菜 |
タンパク質レベルと濃厚さ | 高タンパク質、濃厚 | バランスの取れたタンパク質、消化しやすい |
キブル(粒)の特徴 | 猫の口に最適なサイズだが、ナウフレッシュほど特徴的ではない | 非常に小さく丸い粒 |
メリット!いい口コミ | 被毛の質の向上、エネルギー増加、高い嗜好性 | 消化改善、嘔吐軽減、敏感な体質に良い、高齢猫や小さな粒が必要な猫に適している |
デメリット!悪い口コミ | 高価格、強い匂い、一部の猫には濃厚すぎる/消化不良の原因となる可能性、過去の論争(重金属、オーストラリアでのリコール) | 高価格、一部の猫における嗜好性の問題、一部の猫には粒が小さすぎる、異物混入の報告 |
製造元の評判と歴史 | 独立系(最近マース社が買収)、論争に直面し対応してきた歴史 | ナウフレッシュブランド自体にリコール歴なし。親会社のペトキュリアン社は過去にリコール歴あり |
価格帯 | どちらもプレミアム価格帯 | どちらもプレミアム価格帯 |
4. 結論:愛猫に合ったフードを選びましょう
オリジンとナウフレッシュは、どちらも高品質なプレミアムキャットフードですが、それぞれ特徴が異なります。
- オリジン: 活動的な猫、筋肉質・被毛の健康を重視する猫に
- ナウフレッシュ: 消化器系が敏感な猫、高齢猫、小さな粒を必要とする猫に
最終的には、愛猫の年齢、健康状態、好みなどを考慮して、最適なフードを選ぶことが大切です。
新しいフードに切り替える際は、徐々に混ぜながら行い、猫の様子を注意深く観察しましょう。また、獣医師に相談することもおすすめです。
愛猫の健康のために、最適なキャットフードを選んであげてくださいね。