オリジンキャットフード口コミ徹底解説 あなたの愛猫に本当に合う?

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オリジンキャットフード口コミ徹底解説 あなたの愛猫に本当に合う?
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オリジンキャットフードの口コミ、気になりますよね。愛猫には最高のフードを選びたい。

でも「本当にうちの子に合うの?」と不安な方も多いはず。

この記事では、実際の飼い主さんのリアルな口コミを徹底分析。良い評判も悪い評判も隠さずお伝えします。

さらに、フード選びで悩んできた私の経験も交え、あなたの疑問を解消します。

猫田

オリジンキャットフードの全てが分かり、愛猫に最適な選択ができるようになりますように。

この記事でわかること

  • オリジンフードの良い口コミと評価ポイント
  • 気になる口コミと飼い主が注意すべき点
  • 愛猫にオリジンが合うか見極めるコツ
目次

オリジンキャットフードの口コミ評判【リアルな声と評価を徹底分析】

大切な家族である愛猫のフード選び、本当に悩みますよね。

猫田

特にプレミアムフードとなると、価格も安くないですし、慎重になるのは当然です。

オリジンキャットフードは、その品質の高さから注目されていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

この章では、インターネットやSNSで見られるオリジンキャットフードの口コミを徹底的にリサーチ。実際に使った飼い主さんたちの「生の声」を集め、良い点も気になる点も包み隠さずご紹介します。うちの子たちの経験も踏まえながら、皆さんのフード選びの参考にしていただけるよう、深掘りしていきますね。

オリジンキャットフードの良い口コミと高評価のポイント

オリジンキャットフードには、多くの飼い主さんから喜びの声が寄せられています。
特に「食いつき」や「健康面での変化」、そして「原材料の品質」に対する高評価が目立ちます。
ここでは、具体的な口コミを引用しつつ、なぜそう評価されるのか、うちの子(しろたん、まりも、ポン)のケースも交えながら詳しく見ていきましょう。

「食いつきが抜群」という口コミが多数

オリジンキャットフードの口コミで、最も多く見られるのが「食いつきがすごい!」という声です 。普段は選り好みが激しい猫ちゃんや、すぐに飽きてしまう猫ちゃんでも、オリジンだけは夢中で食べてくれる、という報告は本当に多いんです

うちのポン(1歳・メス)は幸い好き嫌いがあまりない健康的な子ですが、新しいフードには少し慎重になるタイプ。

でも、オリジンキャットフードのタンドラを初めてあげた時は、袋を開けた瞬間からソワソワ。お皿に入れた途端、本当に「ガツガツ」という表現がぴったりの食べっぷりでした 。原材料の香りが良いのでしょうか、猫にとって魅力的な何かが詰まっているんでしょうね。

ちなみに、ロイヤルカナンのユリナリーという療養食を食べなくなってしまったしろたん(11歳・オス)や、元々食べ物に飽き性な、まりも(12歳・オス)もモグモグ食べてくれました。他のオリジンキャットフードである、オリジン ガーディアン8 キャットも合わせて購入したのですが、こちらもバクバク食べました

正直食べてくれないなら、保護猫活動をされている方々にフードをお渡ししようかなと思ってたんですが、そういうのも厚かましいかなぁと思ったりもしなくない……。(実際に食べなかったフードはうちでは備蓄品として取っておいてあります。)

話が脱線してしまいましたが、なぜこれほどまでに食いつきが良いのか、考えられる理由はいくつかあります。まず、オリジンは「生物学的に適正」という哲学を掲げ、猫本来の食事を再現しようとしています 。つまり、動物性原材料を豊富に使用している点が挙げられます 。新鮮な肉や魚をたっぷり使っているので、猫の本能を刺激する美味しい香りがするのかもしれません 。実際に「獣肉っぽい」「魚系の乾物みたいな感じ」という匂いのコメントがあり、これが猫の食欲をそそる要因になっているようです 。

また、うちのまりもは歯周病で全抜歯しているため、粒の形状や硬さにはとても気を使います。

オリジンの粒は、他のフードと比較して特別小さいわけではないのですが程よい大きさなのか、まりもも時間をかけながらですが、しっかりと食べてくれました。(性格にはカミカミしながら飲んでる感じ)

高齢の猫ちゃんや、口の中に問題を抱えている猫ちゃんでも、食べやすいと感じる子がいるのかもしれませんね。

好き嫌いの激しい子や、食が細い子で悩んでいる飼い主さんにとっては、試してみる価値のあるフードと言えそうです。

「毛並み・体調が改善した」健康面での良い口コミ

オリジンキャットフードを与え始めてから、「愛猫の毛並みがツヤツヤになった」「体調が良くなった」という口コミも非常に多く見られます 。これは飼い主さんにとって、何より嬉しい変化ですよね。

例えば、「毛艶・毛並みの向上」は、多くのレビューで共通して報告されています 。オリジンには、皮膚や被毛の健康に良いとされるオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が豊富に含まれるラインナップ(例:シックスフィッシュキャット )もあります。高品質な動物性タンパク質も、健康な皮膚と被毛を作るためには不可欠です。うちのポンも、元々毛並みは悪くなかったのですが、オリジンを続けていたら、なんだか以前よりもしっとりとして、輝きが増したような気がします。

「便通・便質の改善」もよく聞かれる効果です 。「コロッとしたいいうんちになった」「下痢が軽減された」といった声は、消化器系のサポートを期待する飼い主さんには朗報でしょう 。オリジンはグレインフリー(穀物不使用)で、消化に配慮した原材料構成になっています 。ただし、高タンパクなフードなので、切り替え時は慎重に行わないと、逆に便が緩くなる子もいるので注意が必要です

さらに、「体格・活力向上」や「目ヤニの軽減」といった報告もあります 。

特に成長期の子猫や、少し元気がなかった猫ちゃんが、オリジンに変えてから活発になったという話は、フードの栄養価の高さを物語っているのかもしれません。

うちのしろたんは尿結石の持病があり、一時期元気をなくしていたことがありました。膀胱炎が酷いときは常に怒っていて、ストレスでご飯を食べなくなってしまうこともありました。

ドライクランベリーをあげたり、食事療法食からも少しずつ移行して、体調を見ながらオリジンを少量試した時期は、その際はいつもより少し動きが活発になったように感じたことを覚えています。(ただし、病状や体質によるので獣医師との相談は必須です)。

猫田

かかりつけ医の獣医師さんにも「石が大きくなっていたりしていないし、数値が安定しているならオリジンキャットフードのタンドラのままで良いですよ」ともおっしゃってくださいました。

これらの健康面での良い口コミは、オリジンが猫の健康維持に必要な栄養素を、質の高い原材料からバランス良く提供している結果と言えるのかもしれません。

「原材料の品質が良い」安心感に関する口コミ

原材料の品質への信頼と安心感」も、オリジンキャットフードが高く評価される大きなポイントです 。多くの飼い主さんが、「安心して与えられる」と感じているようです

オリジンは、「生物学的に適正」というブランド哲学のもと、猫が自然界で摂取する食事を再現することを目指しています 。具体的には、新鮮な肉や魚といった動物性原材料を全体の85%~90%も使用していると謳っており、これは他の多くのキャットフードと比較しても非常に高い割合です 。公式サイトでは、「最初の5つの原材料は、新鮮または生の鶏肉と魚の原材料です」といった具体的な情報も公開されています

また、「ホールプレイ」比率という考え方も特徴的です 。これは、肉だけでなく、内臓や軟骨、骨なども自然な比率で配合することで、猫が必要とする栄養素を丸ごと摂取できるようにするというものです 。これにより、合成サプリメントの添加を最小限に抑えているとされています 。

製造プロセスに関しても、オリジンは自社キッチンでのみオリジンを製造していますと公表しており、品質管理へのこだわりをアピールしています 。原材料の調達についても、地元の信頼できる供給業者から仕入れていることを強調しています 。

うちのしろたんは尿結石、まりもは呼吸器疾患と、それぞれ持病を抱えています。だからこそ、フードの原材料には人一倍気を使います。

オリジンのように、使用している原材料の種類やその品質に対するこだわりが明確だと、私たち飼い主としては安心材料の一つになりますよね。「何から作られているか」がはっきりしていることは、特にアレルギー体質の猫ちゃんや、特定の病気を持つ猫ちゃんのフードを選ぶ上で、非常に重要なポイントだと感じています。

オリジンキャットフードの悪い口コミと気になる点

どんなに評価の高いフードでも、全ての猫ちゃん、全ての飼い主さんに合うわけではありません。

オリジンキャットフードにも、やはりいくつかの気になる口コミや、購入をためらうような評価が見られます。ここでは、そうしたネガティブな声にもしっかりと耳を傾け、その背景や考えられる理由を、我が家の経験も踏まえながら掘り下げていきましょう。

「価格が高い」コストパフォーマンスに関する口コミ

オリジンキャットフードについて、最も多く聞かれる懸念点が「価格の高さ」です 。これは、グローバルなレビューでも日本国内のレビューでも共通して指摘されています

スクロールできます
製品ライン内容量販売店例 (情報源)価格 (円、税込表記の場合)メーカー希望小売価格 (円、該当する場合)
オリジナルキャット340gmkwan.jp1,7821,980
オリジナルキャット1.8kgmkwan.jp7,9208,800
オリジナルキャット5.4kgmkwan.jp18,81020,900
シックスフィッシュキャット1.8kgmkwan.jp8,580
シックスフィッシュキャット5.4kgmkwan.jp19,580
フィット&トリムキャット1.8kgmkwan.jp8,250
フィット&トリムキャット5.4kgmkwan.jp19,250
レジオナルレッドキャット1.8kgmkwan.jp8,4159,350
レジオナルレッドキャット1.8kgJRE Mall8,415
レジオナルレッドキャット5.4kgmkwan.jp19,80022,000
ガーディアン8340gmkwan.jp1,8812,090
ガーディアン81.8kgmkwan.jp8,8119,790
ガーディアン81.8kg56nyan.com9,790 (ゴロにゃん価格)
ガーディアン81.8kgacana.net8,900 (セール価格)9,790
ガーディアン84.5kgmkwan.jp17,82019,800

具体的に価格帯を見てみると、例えば1.8kg入りの袋で約7,920円から8,900円程度が一般的なようです 。大袋の5.4kgでは、約18,810円から19,800円にもなります 。これは、スーパーなどで手軽に購入できるキャットフードと比較すると、かなり高価な部類に入りますよね。

なぜこれほど高価なのかというと、やはりその原材料の品質と構成に理由がありそうです。前述の通り、オリジンは新鮮な動物性原材料を豊富に使用し、「ホールプレイ」比率やグレインフリーといったこだわりの製法を採用しています 。こうした高品質な原材料の調達や、独自の製造プロセスには相応のコストがかかるため、製品価格に反映されていると考えられます。

では、この価格に見合う価値があるのでしょうか? という点ですね。

一部の日本の消費者からは、「コスパが良い」という意見も見られます 。その理由として、栄養価が高いために1回の給与量が少なくて済み、結果的に一袋が長持ちするという点や 、愛猫の健康状態が改善することで、将来的な獣医療費の削減につながるかもしれないという期待感が挙げられています 。

我が家の場合、しろたんとまりもは持病があり、特にまりもは定期的な通院と薬、しろたんは毎年の検査が欠かせません。

医療費も決して安くはありません。
もし、高品質なフードを選ぶことで、彼らのQOL(生活の質)が少しでも上がり、体調が安定するなら…という思いは常にあります。

しかし、毎日のことなので、家計とのバランスも考えなければなりません。

オリジンのようなプレミアムフードは、確かに魅力的ですが、継続して与えるとなると、やはり経済的な負担は大きいと感じるのが正直なところです。代替品としては、もう少し価格帯を抑えたグレインフリーフードや、特定の症状に対応した療法食などを検討することもあります。

「食べてくれない」猫の嗜好性に関する口コミ

あれだけ「食いつきが良い」という口コミが多い一方で、少数ではありますが、うちの子は食べてくれなかったという声も存在します 。どんなに高品質で栄養満点なフードでも、愛猫が口にしてくれなければ意味がないので、これは飼い主さんにとって切実な問題ですよね。

猫田

何度もこの経験は味わったので本当に辛いです。

猫の嗜好性は本当に個体差が大きいです。人間にも好き嫌いがあるように、猫にだって「この匂いは苦手」「この食感は嫌い」ということがあります。オリジンは肉や魚の匂いが強いのが特徴ですが 、その匂いが逆に一部の猫ちゃんにとっては受け入れられないのかもしれません。

猫田

うちのまりもは全抜歯しているので、粒の大きすぎたりするフードは苦手です。途中で食べるのを諦めてしまいます。

オリジンはなんとか食べてくれましたが、もし粒がもっと大きかったり、カチカチに硬かったりしたら、食べたくても食べられなかったでしょう。

このように、猫ちゃんの口内環境や体調によっても、フードの食べっぷりは大きく左右されます。

もし愛猫がオリジンを食べてくれない場合、飼い主さんが試せる工夫としては、少量をお湯でふやかして匂いを立たせてみる、ウェットフードに少量混ぜてみる、などがあります。

それでもダメな場合は、残念ながらその子の好みには合わなかったと諦めて、他のフードを探すことになるでしょう。多くの猫が喜んで食べるフードでも、うちの子には合わない、ということは珍しくありません。だからこそ、新しいフードを試すときは、まず少量パックから始めるのが鉄則ですね 。

「匂いが強い」飼い主が気になる口コミ

オリジンキャットフードの口コミの中には、「フードの匂いが強い」という意見も時々見られます 。この匂いは、猫にとっては食欲をそそる魅力的な香りであることが多いのですが 、人間である飼い主さんにとっては、少々きつく感じられたり、「独特だ」と感じられたりすることがあるようです

具体的には、「獣肉っぽい匂い」や「魚系の乾物みたいな強い香り」と表現されています 。これは、オリジンが新鮮な肉や魚をふんだんに使っていることの裏返しとも言えます 。猫は嗅覚が非常に鋭敏な動物なので、こうした強い香りは摂食行動を促す重要な要素となります。実際、「美味しそうな匂い」「たまらない香り」と好意的に捉えている飼い主さんもいます 。

しかし、飼い主さんの生活空間にこの匂いが広がることを考えると、気になる方がいるのも理解できます。特に、リビングと猫ちゃんの食事スペースが近い場合や、多頭飼いで一度にたくさんのフードをお皿に出す場合などは、匂いがこもりやすいかもしれません。

我が家では、しろたん、まりも、ポンの3匹がいるので、フードの匂いには比較的慣れている方だと思います。オリジンの匂いも、確かに他のフードに比べてしっかりとした動物性の香りを感じますが、「食欲をそそる良い香りだな」と私は感じました。ただ、これは本当に個人の感覚による部分が大きいですよね。もし匂いに敏感なご家族がいる場合や、フードの匂いが部屋に残るのが気になるという方は、購入前にサンプルなどで確認できると良いのですが、なかなか難しいのが現状です。この「匂い」の問題は、製品の受容性において、良くも悪くも影響を与える「両刃の剣」と言えるかもしれませんね 。

口コミから見える!オリジンキャットフードのメリット・デメリット

これまで様々な角度からオリジンキャットフードの口コミを見てきましたが、ここで一度、それらの情報から見えてくるメリットとデメリットを整理してみましょう。高評価のポイントと気になる点を比較することで、より客観的にオリジンキャットフードを理解できるはずです。

メリット:高タンパク・グレインフリーへの評価

オリジンキャットフードの大きなメリットとして、多くの口コミで評価されているのが「高タンパク質」であり、「グレインフリー(穀物不使用)」である点です

猫は本来肉食動物であり、その祖先は狩りをして得た獲物を主食としてきました 。そのため、猫の体は多くのタンパク質を必要とし、穀物の消化はあまり得意ではありません。オリジンは、この猫本来の食事に近づけるため、「生物学的に適正」という哲学に基づき、動物性タンパク質を豊富に含み、トウモロコシ、小麦、大豆といった穀物を使用しないレシピを採用しています 。例えば、オリジナルキャットの場合、粗タンパク質40%以上、粗脂肪20%以上という高い栄養価が特徴です 。

高タンパクな食事は、健康な筋肉の維持や成長、そして美しい被毛の形成に貢献すると言われています。また、グレインフリーであることは、穀物アレルギーを持つ猫ちゃんや、消化器系がデリケートな猫ちゃんにとって、アレルゲンや消化不良のリスクを低減する可能性があります。実際に口コミでも「毛並みが良くなった」「便の状態が改善した」といった声は、こうした栄養構成がプラスに働いている結果かもしれません 。

ただし、高タンパク食は腎臓に既存の疾患がある猫ちゃんには負担となる場合があるため、注意が必要です 。また、グレインフリーフードに含まれる豆類(レンズ豆、ヒヨコ豆など )の量については、一部で議論があることも知っておく必要があります 。愛猫の健康状態や体質を考慮し、必要であれば獣医師に相談することが大切ですね。

メリット:高品質な原材料への信頼に関する口コミ

オリジンキャットフードのもう一つの大きなメリットは、前述の「原材料の品質が良い」という口コミにも通じますが、「高品質な原材料への信頼感」です

オリジンは、使用する原材料について「新鮮・生」であることを強調しています 。ここで言う「新鮮」とは冷蔵のみで保存されたもの、「生」とは栄養価を保つために鮮度が最高の状態で冷凍されたものを指します 。そして、これらの新鮮または生の動物性原材料を、製品全体の多くを占める割合で使用していると公表しています 。例えばシックスフィッシュでは「動物性食材の3分の2が、大西洋で獲られた新鮮な生魚」といった具体的な記述も見られます 。

また、「ホールプレイ」というコンセプトに基づき、肉だけでなく内臓や軟骨などもバランス良く配合することで、自然な形で栄養を摂取できるよう工夫されています 。これは、特定の部位だけを偏って使うのではなく、獲物全体を食べる猫の食性を再現しようという試みです。

さらに、原材料の調達先についても、地元の信頼できる供給業者を選んでいると述べています 。こうした透明性の高い情報開示や、原材料そのものへのこだわりが、多くの飼い主さんからの信頼につながっているのでしょう。特に、愛猫にアレルギーがあったり、健康に気を遣っていたりする飼い主さんにとって、原材料の質はフード選びの最重要ポイントの一つです。オリジンが「安心して与えられる」と評価されるのは、こうしたブランドの姿勢が支持されているからだと言えますね。

デメリット:価格と猫の好みが分かれる可能性についての口コミ

一方で、オリジンキャットフードのデメリットとして、口コミで繰り返し指摘されるのが「価格の高さ」と、「猫によって好みが分かれる(食べてくれない)可能性がある」という点です

価格については、やはりスーパープレミアムフードという位置づけ上、他の一般的なフードと比較して高価であることは否めません 。毎日与えるものなので、このコストを継続的に負担できるかどうかは、飼い主さんにとって大きな判断材料になります。高品質な原材料や製法にはコストがかかることは理解できても、家計とのバランスを考えると、二の足を踏んでしまう方もいるでしょう。

また、どんなに評判の良いフードでも、全ての猫が喜んで食べるわけではありません。オリジンに関しても、「食いつきが良い」という声が多数派ではあるものの、「うちの子は食べなかった」という口コミも少数ながら存在します 。猫の嗜好性は非常にデリケートで、匂いや味、粒の食感など、様々な要因に左右されます。せっかく高価なフードを購入しても、愛猫が全く口をつけてくれなかったら、飼い主さんとしてはがっかりしてしまいますよね。

これらのデメリットを許容できるかどうかは、飼い主さんの価値観や状況によって異なります。例えば、愛猫が特定の健康問題を抱えていて、その改善のために高品質なフードを探している場合や、多少高価でも食いつきの良いフードを切望している場合には、オリジンは魅力的な選択肢となるでしょう。しかし、特に健康に問題のない猫ちゃんで、現在のフードに満足しているのであれば、無理に高価なフードに切り替える必要はないかもしれません。

デメリットを軽減するための工夫としては、まず340gなどの少量パッケージから試してみることです 。これにより、もし愛猫が食べなくても金銭的な損失を最小限に抑えられます。また、他のフードとローテーションで与えるなど、コストを抑えつつ栄養バランスを整える方法も考えられます。

口コミ総まとめ!オリジンキャットフードをおすすめする猫・しない猫

さて、これまでオリジンキャットフードの良い口コミ、悪い口コミ、そしてメリット・デメリットを見てきました。ここでは、それらの情報を総括し、どんな猫ちゃんや飼い主さんにオリジンが特におすすめできるのか、また、逆にどんな場合には慎重になった方が良いのかを、具体的な視点から整理してお伝えします。

品質と健康を重視する飼い主さんからの口コミ評価

オリジンキャットフードは、愛猫の食事の「質」と「健康」を何よりも重視する飼い主さんから、特に高い評価を得ています

口コミを分析すると、飼い主さんたちがオリジンに期待しているのは、まず「高品質な原材料」であること。具体的には、新鮮な肉や魚を豊富に使用している点 、人間が食べられるレベルの原材料(ヒューマングレード)であるという安心感(※ただし、オリジンがヒューマングレードを公式に謳っているかは要確認。一般的にプレミアムフードに期待される点として)、そして不要な添加物や穀物を使用していないグレインフリーである点などが挙げられます 。

こうした原材料へのこだわりは、愛猫の長期的な健康維持につながるという期待感を生んでいます。「毛並みが良くなった」「元気になった」といった具体的な健康効果の口コミは、その期待を裏付けるものとして飼い主さんの満足度を高めているようです 。

猫田

うちのポンはまだ若く健康ですが、これから先もずっと元気でいてほしいと願っています。

そのため、毎日の食事にはできる限り質の良いものを選んであげたいと考えています。オリジンのように、猫本来の食事を追求し、原材料にこだわっているフードは、そうした私たちの願いに応えてくれる選択肢の一つだと感じています。もちろん価格は安くありませんが、将来の健康への投資と考えれば、検討する価値は十分にあるのではないでしょうか。

特定の悩み(アレルギー等)を持つ猫の飼い主さんからの口コミ

特定の悩み、例えば食物アレルギーや消化器系のデリケートさを持つ猫ちゃんの飼い主さんからも、オリジンキャットフードは注目されています。

グレインフリー(穀物不使用)である点は、穀物に対してアレルギー反応を示してしまう猫ちゃんにとって大きなメリットです 。また、使用されているタンパク源が明確であるため(例:シックスフィッシュなら魚中心 )、アレルゲンを特定しやすいという利点もあります。口コミの中には、フードをオリジンに変えたことで皮膚の痒みが軽減された、あるいは下痢をしにくくなった、といった体験談も見られます(ただし、これらは個別の事例であり、全ての猫に当てはまるわけではありません)。

しかし、注意も必要です。オリジンは高タンパク・高栄養価なフードであるため、急な切り替えは消化器系に負担をかけることがあります 。また、タンパク源が豊富であるということは、逆にそのいずれかにアレルギーを持つ猫ちゃんには合わない可能性も意味します。例えば、鶏肉アレルギーの猫ちゃんには、鶏肉が主原料のオリジナルキャットは適していません。

うちのしろたんは尿路結石の持病があり、時々お腹の調子も崩しやすいため、フード選びには常に慎重になります。少し前に書きましたが、ロイヤルカナンのユリナリーを食べ続けさせてたら、ずっと便秘になってしまっていたんですよね。うんちが出にくいので、整腸剤は毎日欠かさずでした。今思うと、食べたくないものだけどあるから食べなきゃ……みたいに、美味しそうに食べてくれてなかったので本当に可愛そうな思いをさせたと思います。

うちのこたちはアレルギー体質ではないものの、新しいフードを試す際は、必ず少量から始め、便の状態や体調の変化を細かくチェックするようにしています

もし愛猫がアレルギー体質であったり、特定の病気を抱えていたりする場合は、必ず事前に獣医師に相談し、指導を受けながらフードを選ぶことが何よりも大切です 。オリジンがその子にとって最適な選択肢なのか、専門家のアドバイスを仰ぎましょう。

猫田

うちはオリジンキャットフードが「たまたま」相性が良かったんです。でも数年後、フードを変えなくてはならない日が来たら、また一から頑張って探します。

購入前に確認すべき口コミからのアドバイス

オリジンキャットフードの購入を検討しているなら、これまでの口コミ分析を踏まえ、いくつか事前に確認しておくべきポイントがあります。

まず最も重要なのは、「愛猫の好みと体質に合うか」です。どんなに評判の良いフードでも、食べてくれなければ意味がありませんし、体質に合わなければ健康を損なう可能性もあります。そのため、いきなり大袋で購入するのではなく、340gなどの少量パッケージから試すことを強くおすすめします 。多くの口コミで、少量から試せる点が評価されています

次に、フードの切り替えは慎重に行うこと 。オリジンは栄養価が高いフードなので、急に全量を切り替えると、お腹を壊してしまう猫ちゃんもいます 。7~10日間ほどかけて、今までのフードに少しずつオリジンを混ぜながら、徐々に割合を増やしていくようにしましょう

そして、特に注意してほしいのが「原材料リストの確認」です 。本レポートでも触れられていますが、オリジンの一部の製品ラインや時期によって、特定の原材料(例えばジュニパーベリーなど)の含有状況に違いが見られる場合があります 。ジュニパーベリーについては、猫への安全性について様々な意見があるため 、気になる方は購入前に必ず製品パッケージの原材料表示を自分の目で確認してください。オンラインの情報だけでなく、手元にある現物の情報が最も確実です

最後に、もし愛猫に既存の健康問題(腎臓病、アレルギー、消化器系の敏感さなど)がある場合は、オリジンのような高タンパク食に切り替える前に、必ず獣医師に相談してください 。専門家のアドバイスなしに食事療法を行うのは危険です。これらの点をしっかり押さえて、愛猫にとって最良の選択をしてくださいね。

オリジンキャットフードの企業努力と信頼性【買収後の変化は?】

オリジンキャットフードを選ぶ上で、製品そのものの品質だけでなく、製造している企業の姿勢や信頼性も気になるところですよね。特に、オリジンの製造元であるチャンピオンペットフーズ社が、2023年に大手ペットケア企業のマース社に買収されたというニュースは 、長年の愛用者やこれから試そうと考えている方にとって、少なからず影響のある出来事かもしれません。この章では、オリジンのブランド哲学や製造へのこだわり、そして企業買収が今後どのような影響を与える可能性があるのか、私たち消費者が知っておきたいポイントを解説します。

ブランド哲学「生物学的に適正」と「ホールプレイ」とは

オリジンブランドの根幹には、「生物学的に適正 (Biologically Appropriate)」という明確な哲学があります 。これは、猫が本来肉食動物であり、その祖先が自然界で食べてきた食事こそが、猫の健康を最大限に引き出すという考え方です 。この哲学を具体的な形にしたのが、「ホールプレイ (WholePrey)」というコンセプトです

ホールプレイとは、単に肉だけを与えるのではなく、猫が野生で獲物を丸ごと食べるように、肉、内臓、軟骨、骨などを自然な比率でフードに配合することを意味します 。これにより、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルといった様々な栄養素を、合成サプリメントに過度に頼ることなく、自然な食材からバランス良く摂取できるとしています 。この考え方は、多くのプレミアムフードの中でもオリジンを際立たせる特徴の一つと言えるでしょう。

私自身、猫たちの食事を考えるとき、できるだけ自然に近いものを、という思いがあります。特にまりもは全抜歯で消化器もややデリケートなので、栄養バランスが良く、体に優しいフードを選びたい。オリジンの「ホールプレイ」という考え方は、そうした私のニーズに合致するように感じます。ただ、栄養価が高い分、消化の負担にならないよう、与える量や切り替え方には注意が必要ですね。

原材料調達と製造基準のこだわり

オリジンは、原材料の品質と調達方法、そして製造基準にも強いこだわりを持っていると公表しています 。特に強調されているのが、「新鮮または生の動物性原材料を高い割合で使用している」という点です 。公式サイトでは、「新鮮」な原材料は冷蔵のみで保存、「生」の原材料は栄養価を保つために最高の鮮度で冷凍されたもの、と定義しています

また、製品は「自社キッチンでのみオリジンを製造しています」という方針を掲げ、レシピ開発から最終製品に至るまでの全工程を直接管理することで、品質を担保しようとしています 。これは、トレーサビリティ(追跡可能性)の観点からも、消費者にとっては安心材料の一つとなり得ます。

日本で販売されているオリジン製品の中には、「カナダ製」と表記されているものと、「アメリカ製」と表記されているものがあります 。これは、チャンピオンペットフーズ社がカナダとアメリカの両方にキッチンを運営しており、製品ラインや供給先の市場によって製造拠点を使い分けているためと考えられます 。どちらの国の施設で製造されたとしても、ブランドが掲げる品質基準は一貫していると期待したいところです。

マース社による買収の影響と今後の展望

2022年11月に発表され、2023年2月に完了した、マース ペットケア社によるチャンピオンペットフーズ社の買収は、オリジンブランドの今後を考える上で無視できない出来事です 。マース社は世界的な巨大企業であり、多種多様なペットフードブランドを傘下に持っています

このような大規模な企業による買収は、ブランドの哲学や製品の配合、原材料の調達戦略などに長期的な影響を与える可能性があります 。一部の目の肥えた消費者は、これまでオリジンが築き上げてきた「生物学的に適正」や「ホールプレイ」といった独自の哲学、そして職人的とも言える生産体制へのこだわりが、巨大資本のもとで維持されるのか、あるいは変化が生じるのかを注意深く見守っていることでしょう 。

元従業員からはマース社について「一般的に問題を真摯に受け止め、配慮する企業」との声も聞かれる一方で 、ブランドの独自性が希薄化してしまうのではないかという懸念も当然あります。この買収が、製品の品質、革新性、透明性にどのような影響を及ぼすのか、私たち消費者は引き続き情報を注視していく必要があります。特に、原材料の質や配合比率などに変化がないか、パッケージ表示などをしっかり確認していくことが大切ですね。

【結論】オリジンキャットフードをあなたの愛猫に試す価値はある!

これまで、オリジンキャットフードに関する様々な口コミ、製品の特徴、そして企業の背景について詳しく見てきました。では、最終的にあなたの愛猫にとって、オリジンは試してみる価値のあるフードなのでしょうか。

ここでは、日本で猫と暮らすママの視点から、総合的な評価と、購入を検討する際の具体的なアドバイスをまとめたいと思います。これを読めば、きっとあなたのフード選びの迷いが晴れるはずです。

日本の飼い主さんから見た総合評価

オリジンキャットフードは、日本の飼い主さんたちのレビューを見ると、総じて高い評価を得ているプレミアムフードと言えます 。特に、「抜群の食いつき」と「原材料の品質への信頼感」は、多くの飼い主さんがメリットとして挙げています 。愛猫が喜んで食べてくれて、しかもそれが質の良いものであれば、飼い主としてこれほど嬉しいことはありませんよね。

一方で、やはり「価格の高さ」は最大のネックとなっているようです 。また、栄養価が高いゆえに、一部の猫ちゃんには「消化器系の不調(下痢や嘔吐など)」が見られることがある点や 、フードの「匂いが強い」と感じる飼い主さんがいることも事実です

これらの点を踏まえると、オリジンは「全ての猫にとって完璧なフード」というわけではなく、愛猫の好み、体質、そして飼い主さんの価値観や経済状況によって、評価が分かれるフードだと言えるでしょう。

うちの子たちで言えば、健康なポンのような子には、より質の高い食事として魅力的な選択肢です。一方、持病のあるしろたんやまりもには、獣医師との相談が不可欠であり、体調を見ながら慎重に判断する必要があります。

購入前に最終チェック!愛猫のためのアドバイス

もしあなたがオリジンキャットフードの購入を考えているなら、以下の点を最終チェックしてみてください。

  1. 少量パッケージから試すこと:愛猫が食べてくれるか、体質に合うかを確認するため、まずは340gなどの小さいサイズから始めましょう 。
  2. 慎重なフード切り替え:7~10日かけて、ゆっくりと新しいフードに慣らしていくことが、消化器トラブルを防ぐコツです 。
  3. 原材料リストの確認:特にジュニパーベリーなど、気になる原材料がある場合は、購入する製品のパッケージ表示を必ず自分の目で確認しましょう 。
  4. 獣医師への相談:愛猫に持病がある場合や、健康面で気になることがある場合は、必ず獣医師に相談してからフードを選んでください 。高タンパク食が適しているかどうかも含め、専門家のアドバイスが重要です。
  5. 体重管理を忘れずに:嗜好性が高いため、与えすぎると肥満の原因になることも 。給与量を守り、愛猫の体重を定期的にチェックしましょう 。

これらのポイントを押さえて、愛猫の個性や健康状態をしっかり見極めることが、最適なフード選びにつながります。オリジンが、あなたの愛猫にとって最高の選択肢となることを願っています。

まとめ

オリジンキャットフードの口コミは、食いつきの良さや原材料品質への高評価が多いです。一方で価格の高さや猫の好み、匂いが気になるという声も。メリットは高タンパク・グレインフリー、デメリットはコストと嗜好性です。

購入前には少量で試し、ゆっくり切り替え、原材料を確認しましょう。特に持病のある猫は獣医師相談が必須です。この記事が、あなたのオリジンキャットフード選びの助けになれば嬉しいです。愛猫に合うか、じっくり見極めてくださいね。

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